スカイリムのプレイ時間が10時間を超えたところで、その感想を語ってみたいと思います。
つまり、まだまだ駆け出しビギナーの感想です。
かゆいところに全く手が届かない大味仕様
- 地味なくせにスムーズにいかない戦闘
- 戦いたくても敵がいない
- たまに出会うも簡単に殺され爽快感がない
- 所持重量にイライラ
- 一度に清算できない商店にもイライラ
- 会話をすればカタカナ連発で意味不明
- まるで話についていけない、何しに来た俺?みたいな。
- 気付いたらクエストたまりまくり
少なからず初心者が陥りがちな負の感情は一通り持ったと思います😅
それを癒してくれたのはリバーウッドの美しい景色だったかなぁ。
正直、最初の2~3時間はツラかったです。
すぐ馴染めなかったという点では、ハードルの高いゲームだと感じました。
日本人とは美的感覚が明らかに違うスカイリムの人々 |
そしてエルフがオーランド・ブルームじゃなかった時点で、拒絶反応が出た人もいたことでしょう。
私はアニメっぽいキャラクターじゃなければOKなので、宇宙人でもゴリラでも大丈夫でしたけど。
それでもカミラ・バレリウスが「スカイリムでもとびきりの美人」というのは、腑に落ちません。
アクションゲーと思ってはいけなかった
1人称/3人称の視点切り替え可能 |
戦闘は、武器をぶんぶん振り回しているだけという地味さにまず驚き。
派手なエフェクトもなく、当たり判定も不明で、武器が血で汚れてきたのを見て、当たってるんだなー?と判断する程度。
2019年にしてこれかよ、って感じは否めませんでした。(発売は2011年ですが)
単調で単純ではあるけれど、だからと言って簡単ではないところが憎たらしいというか、奥深いというか?
敵を自動ロックオンはしてくれないので、絶えずカメラ調整は必要だし、敵の回避の巧みなことよ!
まず敵に攻撃を当てるのが難しかったです。
勝てば官軍!負ければ裸の刑だ! |
倒した敵の装備を奪って自分の物にできるという、なんとも下劣かつ合理的なシステムは素直に面白いと感じましたw
良い装備があれば、どんどん乗り換えていけるし、売り払うこともできるし、まさに戦利品です。
戦いそのものより、この追いはぎプレイが楽しいかも…?
螺旋階段が登れずコントローラーにする
ゲームシステムに慣れる前に移動ストレスの方が募っていったので、早々にキーボードはやめてコントローラーに切り替えました。
クリックでポイント移動が出来ないのは辛い。ブリークフォール墓地の螺旋階段が超難関でした(笑)
ちなみに、うちのはPS3用のHORIですが、問題なく使えます。
気を付けないといけないのが、洋ゲーなので〇と✕の意味が逆っていうね。(✕が決定で〇がキャンセル)
これによる誤爆が多かったので、Steam側でボタン配置を変えて対処しています。
この世界への没入感が大事
このゲームの歴史を全く知らなかったのですが、そもそもこれは、「エルダースクロールズ」というゲームなんですね。
(それすら知らずに手を付けた)
The Elder Scrolls 略してTES。
そのシリーズ5作目でサブタイトルが「スカイリム」だと。
ドラゴンクエストV-天空の花嫁 みたいなもんかな?
エルダースクロールズV-スカイリム。
ちなみに、MMO版がエルダースクロールズ・オンラインと。
1994年の第1作目から物語は続いており、すっげー壮大な歴史(設定)があって、セリフ中の固有名詞(カタカナ)の嵐にオープニングから( ゚д゚)ポカーン状態でした。
ドラゴンは誰が倒すの?俺なの? |
で、そのまま流されるままにゲームを進めていたのですが、話がわかってないので、感情移入も何もあったもんじゃなく。
何かクエストを受けるも、ナビを開いて目標地点を確認するだけのただの作業になりつつあり・・・
はっきり言って戦闘は面白くないですから、作業で戦うのは苦痛です。
やっぱりね、「自分は何のために戦うんだ?」という理由付けは大事だと思います。
いかん!これじゃ単なるクソゲーになってしまう。内容を理解せねば!
と気づいて、オープニングをやり直してみたり。
この世界にハマる努力をしろ!やっと目が覚めた! |
ここはタムリエルという大陸の中の、スカイリム地方の話。
帝国軍と反乱軍とで対立しているが、あなたはどっちに味方する?それともどっちにも加担しない?
という情勢がわかっただけでも、かなりの没入感が生まれました。 (たったこれだけのことが最初はさっぱりわからんかった)
そうなると、あなたは帝国?反乱軍?どっち派?みたいに人々の話を聞くのが楽しくなって。
人々が多種多様な話をしてくれる。もちろん全てフルボイス |
スカイリムのみなさんは、よそ者である主人公にも気さくに声をかけてくれ、初対面なのにお使いを頼んできやがる図々しさもあり。
クエストの量は半端ないと思われます。
レベル上げに躍起になって、内容そっちのけで次々クエストをこなすオンゲスタイルが染みついていた自分ですが、焦る必要は全くないゲームなんだと気づき。
話をじっくり聞きながら丁寧に進む、くらいの心意気(心の余裕?)があれば、すごく楽しめるんじゃないかな~?と思い始めました。
戦うだけが能じゃないスキル育成ゲー
プレイヤーのレベルに応じて敵のレベルも上がっていくシステムなので、いくら頑張っても強敵は強敵のままだと聞いた時は衝撃でした。じゃあ、レベル上げて俺TUEEEしようと思っても無理なわけ?と。
モンスターを倒して経験値を稼ぐというありていなシステムではないので、この辺もとっつきにくかったですが、斬新ダナーと感じた部分でもあります。
RPGにありがちな、Lv〇〇にならないと行けない土地というのもなく、Lv1から行けるもんならどこにでも行ってみろ!というシームレスさも自由度が高いと感じます。
LV1からでも広大な土地をひたすら散策することが可能 |
たとえば、装備ばかり作っていれば「鍛冶」によって経験値を稼ぐことができ、それだけでもレベルが上がる。
最強の鍛冶屋プレイ!!なんてのもできるのかもしれない。(てきとーに言ってますが)
でも、鍛冶でレベルが上がっても、戦ってもいないのに外の敵は強くなってしまう・・・盗賊に襲われたらすぐやられちゃうじゃない?
・・・そうか!自分は作った最強の防具で身を守り、装具を売った金で傭兵雇えばいいってことか!
という感じで、ライフスタイルを模索できるのは、なかなか奥深いです。
店主とやり取りすると話術が上がる |
自分は重装で斧持ってガンガン戦う屈強の戦士になるんだ!!とイメージしていたものの、戦って拾った戦利品を律儀に売りさばいていたら話術がぐんぐん上がってしまい、
すっかり口の上手い商人みたいになってきました…。
どんな育成をしてもクリアできないということはない(たぶん)と聞いているので、まずは伸び伸びやってみようかなと。
ドラゴンズドグマと似ている
「ドグマって、スカイリムに似てるよね~」という話を色々な人から聞いていたので。
結論から申しますと、
たしかにドラゴンズドグマに似てる。
いや、ドラゴンズドグマがスカイリムに似てる?
スカイリムの方が半年ほど発売が早かったとはいえ、ドグマも長年の構想があったゲームですので、カプコンがパクったとまでは言い難いですが、たしかに雰囲気は似てると思います。雰囲気は、ですよ。
どちらも中世ファンタジーを彷彿させるテイストなので、装備や建造物のデザインが似てるのもそう言われる要因かと思います。
その上でドグマは、より日本人好みなRPGになっているというか。
戦闘アクションに力を注いだというか。
とくに戦闘の面白さは、さすがカプコン!と思わせる秀作です。
ドグマで同行する「ポーン」と似た役割として、スカイリムでも「フォロワー」という連れて歩けるNPCがいたり。
自宅があったり、結婚が出来たり。
主人公は喋らないとか・・・。
大きく違うのは、ドグマでは明確なジョブがあり、転職すると装備やスキルも変わりましたが、スカイリムにはそういう転職の概念はありません。
全員職業ドヴァーキン。
(大雑把!)
そのドヴァーキンすら現在よく意味わかってませんが(笑)
普段は剣豪でも、弓も撃ちたきゃ撃てばいい。魔法もやりたきゃ放てばいい。いっそ戦わずともいい。
ほんと自由過ぎスカイリム。
あ!あと、泳げるのが良いですねスカイリム!ちょっと感動しました。
ドグマは泳げなかったのでw
また時間が経過したら中間報告したいと思います。
その後→スカイリムを100時間プレイした感想